エルメスの道 (中公文庫―コミック版)
エルメスの歴史を漫画で描いた本です。
エルメスはロゴに馬車のマークが入っているように、
馬具のメーカーとしてスタートしたのは有名らしいのですが、
「馬車の時代」から「自動車の時代」に移り変わるにあたって、
さまざまな葛藤があったのだというのをうまく描いていると思います。
僕は高級ブランドには興味がなくて、
仕事用にヴィトンのカバンを買ったことがあるくらいなのですが、
ブランドの生い立ちから学ぶというのは初めての経験でした。
最近、良く感じるのが、ビジネス書を読むよりも、
この手の自伝本や歴史本を読むほうが勉強になるなということです。
僕自身が成長しているのかもしれませんが、
ビジネス書から学べる事例って、
事例と呼べないくらい説明が足りないものが多いので、
自伝本で1つの事例をちゃんと学んだほうが身になると思います。
お客さんにジョン・ロブの靴をよくすすめられるのですが、
エルメスの出資を受けてるのは知りませんでした。
特に興味がなかったのですが、本を読んで一気に欲しくなりました(笑)