最近、業績アップで何かと話題の新日本プロレス。
親会社であるブシロード木谷社長のインタビューを読むと、よく考えられいているなと思います。
そして、新日本プロレス所属の方々のブログやツイッターを見ていると、木谷社長の考え方が伝わっているなとも思います。
そんなリバイバルに成功している新日本プロレスですが、そのリバイバルの中心にいたのが、今日紹介している棚橋弘至選手です。
個人的に棚橋選手のファンというわけではないので、本にもあまり興味がなかったのですが、やたらと視界に入ってくるので読んでみました。
プロレス本でここまで派手に視界に入ってくる本も珍しいですね。
現時点で4版ということで、結構売れてそうな感じがします。
本を読んだ率直な感想としては、立命館大学法学部出身ということもあってか、素直に文才があるなぁと思いました。
そこら辺のビジネス書を書いている人よりも、飽きずに読ませる文章力が高いと思います。
棚橋選手が学生プロレス出身(先輩がユリオカ超特Q・レイザーラモンRG)というのは僕も知っていたのですが、試合後のインタビューやマイクアピールなどからも文才があるイメージは全くなかったので、この文章力の高さは意外でした。
内容に関しては、よくあるヒストリー本という感じではなくて、個人ビジネスにも応用すべき考え方がたくさん書かれていました。
所々で、普通の会社に例えて話をしているので、そーゆー部分でも読み手側のことを良く考えていると思います。
実用的な部分で言えば、集客出来なかった時代の地方での営業と、集客できるようになってからの営業に対する考え方は参考になるとともに、初心を思い出させてくれた気がします。
ある程度集客できるようになって、自分のステージが上がってしまうと、どうしても泥臭い部分が見落としがちになってしまうので気をつけたいと思います。
関連リンク
新日本プロレス 公式プロフィール
棚橋弘至オフィシャルブログ 棚橋弘至のHIGH-FLY – 公式ブログ
棚橋弘至 (@tanahashi1_100) – Twitter