前回伺った時に、15000円のかき氷がある(27000円もあるらしいw)と聞いて、グルメなお客さんとノリで予約してみました。
茶工房比留間園で販売されている第二十三回全国手もみ茶品評会で農林水産大臣賞を受賞した日本一の手もみ茶を使ったかき氷です。
この手もみ茶は1㎏100万円以上の値段がつくらしいですよ。
ちなみに茶工房比留間園さんの販売価格が5400円なので、茶葉だけで原価3割超えていますね。
このお茶に抹茶を掛け合わせて作るので、余裕で原価5割オーバーといった感じでしょうか。
15000円のかき氷
パッケージはこんな感じ。




氷を溶かして抽出していきます。
少しだけお茶のテイスティングをしました。
普段、全くお茶を飲まないので、味の違いなんてわかるのかなと半信半疑で飲みましたが、普段飲んでいるお茶とは全く違いました。
完全に別次元で、いかにそこら辺で販売されている緑茶のバランスが悪いかというのがわかりました。
たぶん、誰が飲んでも次元が違うというのはわかると思うので、興味がある方はぜひ!
かき氷の見た目はこんな感じ。
見た目は別格宇治金時と変わらないですが、味は全然違います。
抹茶の苦みに、お茶のまろやかさがかけ合わさって、なんとも言えない絶妙なハーモニーを醸し出しています。
たぶん、普通に掛け合わせただけではこの味にならないと思うので、さすが変態若旦那といった感じですねw
めちゃくちゃ美味しいって感じではなくて、癖になる味って感じなので、嵌る人は嵌りそう。
15000円という時点でコスパは良くないし、味だけで言えば15000円の価値は感じない(肉とか寿司とかと比べると)かなと思いますが、ここでしか体験できないという意味では、15000円以上の価値があると思います。
なにより、向こう何年間か15000円のかき氷を食べたという話ができるので、僕にとっては有意義な体験でした。
カキゴーラー(じゃないけどw)として、また一段上のステージに上がれた気がします。